面会並びに外出・外泊を緩和いたします。詳しくはお知らせをご覧ください

入所後のサポート体制

当苑に入所された方は以下のサービスを受けることができます。

日々の生活の中で

 当苑はリハビリ施設という観点から、日々の生活の中で常にリハビリに取り組めるよう生活リハビリを実施しています。

 例えば食事、排泄、入浴などでは一人一人の状態に応じて、全介助から一部介助へ、そして見守りから自立へと促せるよう、 定期的にケアカンファレンスを行い、日々介助しています。

 職員による専門委員会も開かれ、独自に支援計画も作成し、看護・介護業務に当たっています。

 また、リハビリに加え、余暇活動の充実にも力を入れており、 入所の方に楽しんでもらえるよう、レクレーションを行っています。

 月に1回の誕生日会では季節感を感じられる行事を職員が考えて皆さんの誕生日を盛り上げています。ボランティアの方も来苑されて華やかな演奏や、踊りなどを披露してくださる時もあります。

 リハビリでは、生活リハビリ以外に、入所後3か月間は集中的にリハビリをすることで早期回復を目指すべく、しっかりとリハビリをしていただきます。

 入所後3カ月経過後は週2回以上、個別リハビリテーションと集団リハビリテーションを併用しながらリハビリを行います。

 リハビリは3か月ごとに計画書を見直し、経過をご家族にお知らせするとともに、同意をいただきます。

医療・介護体制の充実・確保

日々の医療について

 洋光台バラ苑は、施設長が整形外科の専門医として、毎日利用者の体調を丁寧に観察、処置を行っております。夜間でも何かあった時はすぐに施設長へ連絡し、協力病院である松石病院へ救急搬送できる体制が整っており、利用者の皆さんだけでなく、夜勤の職員も安心して日々の業務に就くことができています。

 看護・介護職員も勤務10年以上の職員が多数おり、介護ではキャリア段位制度を導入し、職員の評価を行っています。

ケアカンファレンスの開催

  入所後1か月以内、その後は3か月ごとに当苑の各部門のスタッフとご利用者・ご家族が一堂に会し、カンファレンスを行います。当苑から各担当者が利用者の苑でのご様子を説明し、ご利用者・ご家族からは、ご要望等をお聞きし、双方の理解を深めより良い介護ができるようにしています。

専門委員会の設置

 施設では 感染対策、褥瘡ケア、事故防止、虐待防止、業務改善など 様々なテーマによる専門委員会を設置しています。特に感染対策・事故防止・虐待防止は管理職も加わり、施設としてどうあるべきかを常に検討しています。

職員による勉強会の開催

 洋光台バラ苑では、看護・介護・他職員が月に一度テーマを決めて勉強会を開催しています。先ほどの各専門委員会が発表者となり、各自研鑽した内容について発表を行います。当苑でどのようにしていくかを研鑽・修養することで職員の自己啓発に努めています。

感染症対策

 年に1度インフルエンザウイルスが流行する前に、必ず予防ワクチンを利用者・職員に接種いたします。
 またレジオネラ菌対策といたしまして、日々の職員による浴室・浴槽の清掃に加え、年2回、広島県環境保健協会に水質検査を依頼しています。2階のステーション前に検査結果を掲示しておりますので、来苑の際はご覧ください。

日々のお食事について

  管理栄養士が利用者一人一人の栄養ケア計画を作成しています。調理員も皆さんに味だけでなく、目でも楽しんでもらえるよう趣向を凝らして調理しています。

 食事形態も通常食、刻み食、ミキサー食、療養食等様々な形態に応じています。

自宅へ帰られる方へ

 当苑はリハビリ施設のため、家に帰ることを目標にしておられる方が多数おられます。また家に帰ると言っても、本人や家族にとっては、病気やけがをして当苑に入所したため、それまでの生活にもどることができるか、不安に感じていらっしゃる方もいます。

 そんな方のために、当苑では家に帰った後の生活不安を少しでも軽減できるよう、入所前後にご自宅を職員が訪問させていただき、住居内の動線や段差などを確認し当苑でのリハビリに役立たせていただいております。

 また元気になって自宅へ帰れることが決まった方には、退所前に再び当苑職員と一度自宅へ訪問し、これから家で生活する上での注意点をご指導させていただきます。

 安心して家で生活するためのサポートを、しっかりさせていただきますので、安心してご入所ください。